聖地巡礼(3)

園田村…じゃない、阪急園田駅に到着。このエリアでの聖地は、六はコンビである。

まずは、駅前の商店街をまっすぐ貫く道を行く…と、数ブロックもいかないうちに商店街は途切れ、堤防らしきものが現れる。5分も歩かないうちにやってきました、その名も善法寺橋!

 

歩行者と自転車用の小さな橋のせいか、多くの先達の記事でこの橋の存在は知っていたが、地図で場所を把握することができずにどうしようかと思っていたが、思いがけずあっさりと目的の橋に到着する。すでに午後3時半過ぎで、陽が傾きかけている。

 

川向こうは、善法寺エリアである。静かな住宅街である。オタクが興奮して「伊作! 伊作!」なんぞと声を張り上げてたら、かなり迷惑になりそうである。

さて、地名としての善法寺町は、小さいエリアである。橋を渡って、住宅街を抜けて、新幹線の高架に当たったあたりでもう通り抜け完了である。ここからは、新幹線に沿ってひたすら食満をめざす。

 

新幹線に乗っているとき、このあたりを通ると、どのような景色が見えるのだろうかと思う。新神戸から新大阪に向かう新幹線には何度も乗っているし、忍たまにはまってからは、どのあたりが六はエリアなんだろうかと思いながら窓の景色を眺めていたものだが、このあたりはランドマークになりそうなものが見当たらないので、いつも気がつくと新大阪に到着、ということになっている。今回、初めて地上を歩いてみたが、改めて見回しても、やはり目印になりそうなものは見当たらなかった。そんなことを考えつつ15~20分ほども歩いただろうか。ようやく食満7丁目の住居表示を発見。六はコンビは、近くにありながら隣接していないことがよく分かった。同室でありながら微妙な距離を感じてしまう伊作と留三郎、というシチュエーションに萌え萌えしてしまう。(←怪)

 

食満とはずいぶん広いエリアらしく、地図を見ると下食満稲荷神社、中食満稲荷神社などが点在している。新幹線沿いに下食満神社があるはずだったが、通りかかった神社には単に「稲荷神社」としかなかったので、気づかずに通過してしまった。中食満稲荷神社の近くには園田公民館バス停があるので、バスの時間があったら寄ってみようかと話していたのだが、時刻表を見ると数分後にバスが来ることが判明したので、こちらもパスしてJR園田駅に行く。

 

JR線で園田駅から猪名寺駅まで一駅。いよいよ乱太郎に到着である。既に陽も暮れている。駅の看板を撮影して、そそくさと折り返しの電車で尼崎に向かう。

 

喜三太!
喜三太!

JR尼崎駅に到着。さて、一日歩いてお疲れ様の打ち上げをやらなければならない。(←義務?) というわけで、喜三太に向かう。

 

喜三太は、プチ巡礼の際、バスからちらと見かけただけだったが、その後、所在もチェックしてある。あとは、焼き鳥系居酒屋なので日曜定休でないことを祈るばかり…と、不安になりながらも、灯りも少ない住宅地を歩く。もし休みだったらかなり惨めな気分で駅にすごすご戻ることになるんだろうなぁ…と思いながら歩いていると、おお! 希望の灯が! 喜三太は元気に営業中だった。気恥ずかしくなるくらい空いていたが…よく考えれば、真っ暗になってたとはいえ、時間的には6時前だったのだから、空いているわけである。

 

ともあれ、席に落ち着いて、春日さんとカンパイ! いやぁ、一日よく歩きました。お疲れさまでした。焼き鳥ももりもり食べて…と言いたいところだが、どうも昼間のラーメンライスがまだ腹につかえていて、とてもがっつり食べられる状態ではなかった。仙様のラーメンライス、侮り難し…(違)

 

 

というわけで、本日一日で巡りに巡った聖地は次の通り。

 

潮江→西長洲本通(バスで通過)→中在家→尼子事務所→新野医院→竹谷→七松→立花→富松→(園田村)→善法寺→食満→猪名寺→(喜三太)

 

巡りも巡ったり、14箇所!(厳密には聖地にカウントしない場所も含まれてそうだけどw) ほぼ無計画だったにもかかわらず、けっこう行けるもんである。めっぽう疲れたが、なんかすごく達成感のある一日であった。

 

 

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