マーケティングの要諦とは

今日の忍たまを見ていたら、昔「エスキモーに氷を売る」という本が流行ったのを思い出した。魅力のない商品をどうすれば売れるか、これこそマーケティングの要諦。

というわけで、五年ろ組の売り方を見てみよう。

 

八左ヱ門:おまじない商法

三郎:付加価値商法

雷蔵:泣き落としw

 

三人とももはやブロマイドの図柄になんらの商品価値も見出していない点では同じであるが、売り方は性格が出て面白い。

八左ヱ門のおまじない商法は、なんとなくありがたいお札のように見せかける点でテクニカルだが、それを上回る図柄の悪さにノックアウト

三郎の商法を見てると、付録が豪華な女性誌を思い浮かべる。何割かの人は付録が目当てで買っているに違いない。もっとも、女性誌を学園長のブロマイドに比定するのは失礼すぎるという見方もあるw

雷蔵は、悪いが筋悪なもの売りつけるキャッチセールスそのものである。「私にもノルマが…」とか泣きついて売りつけるセールスマン、いるよね。もっとも雷蔵にあんなに涙うるうるされたら私なら買っちゃうけど☆←だめじゃん

 

商品の価値を転換すると新しい視野が開けてくる。例えばブロマイドの「紙」という性質に着眼して襖の裏張りに使うとか、ねw