団蔵がアツかった。

いやぁ、団蔵がちっちゃいながら男していた。

 

「潮江会計委員会委員長っ!」

がらっと障子をあけて叫ぶ団蔵!

「ぼく、会計委員をやめさせていただきますっ!」

ぬっと文次郎にのしかかるようにして言い募る団蔵!

「乱太郎のことなんか、どーだっていいんですっ!」

…これだけ切り取ると、とってもひどい印象を残すひとこと。

 

それにたいして文次郎はいまひとつ覇気に欠ける。

団蔵に迫られた時など、完全に勢いに呑まれているし。そう、本気を出せば団蔵だってやるのだ。美しい字を書くために、一生懸命練習だってしたのだ。

努力≠実力 の段階にとどまっているところが、いかにも残念なところである。

 

ところで、ずっと前に団蔵ファンクラブの会則を作ったのを思い出した。今見てみても思ったより面白かったので、メニューバーにあげておくことにしよう。