映画のルーツを見た

【今日のひとこと】

「こんなときに冗談するなんて…たすけて」

(ニ郭伊助)

 

このひとことだけで充分すぎるくらい萌えられる回である。

小平太の体力としんべヱの膨張力は、間違いなく後の忍術学園の歴史に語り継がれるレガシーにふさわしいところだが、哀れ膨張したしんべヱの下敷きになってしまった伊助がいちいちかわいい。そしてスキップしてやってきた乱太郎ときり丸にスルーされたときのかなしそうな声に至っては…! そうなのだ。伊助の受難は かわいそう≡かわいい! なのだ!(酷)

 

膨張したしんべヱは、もはや一人で運搬できるシロモノではないらしい。3人工を充当すべきタスクなのは映画と共通である。レレレサイズの着物を着せて、六本足で運搬して、ガケから落ちるも顔で羽衣の術して軟着陸、風圧による引き締め効果で元通り…すべて映画で見た展開である。そうか、これがルーツだったのか…14期侮り難し。

 

それにしても、きり丸は案外力持ちなのかもしれない。膨張したしんべヱを一人で持ち上げて、さらに乱太郎と伊助にしがみつかれても立っていられるとは、とても10歳とは思えない力技である。とはいえ、立っているのがやっとの状態のきり丸に走れとは、乱太郎もなかなか無体なことをおっしゃるものである。

 

ところで牧之介のムチャ振りは、相変わらずの通常運転であった。