実写映画も楽しそうである

7月9日(土)の日経朝刊文化面に、忍たま実写映画をとりあげたコラムがあった。(文化往来欄) すっかり忘れていたのだが、再来週には公開なんですな。

 

「ちょっとガッツがあれば十分。それで人生は楽しい」三池監督が表現するところの原作の精神である。それがスクリーンにどう現れるか。楽しみであり、それ以前にチキンな茶屋は映画館に足を運べるのかという課題がつきまとったりもする。

 

「子どもがウソとわかるウソしかつかない」。だから、子ども忍者がハンバーガーを食べるシーンはあっても、戦国時代(正しくは室町時代末期なんだけど)には存在しない小判は登場しない。記事はそれを監督らしさと表現しているが、実は尼子先生の精神の反映だったりする。以前、何かのインタビュー記事で、「永楽通宝は登場させても寛永通宝は登場させない(寛永通宝は江戸時代だから)」と仰っていたのを読んだことがある。

 

つまり、それだけ原作の精神をリスペクトした監督による作品ということなのであろう。あーあ、見てみたいなぁ。