48巻に感じたこと

ようやくに48巻を入手して、読んでみたところだが、最初に感じたのが、スパン オブ コントロールということだった。

 

率直に言って、48巻はむちゃくちゃ面白かった。あちこちに伏線が張り巡らされ、ストーリーの展開も、ギャグのセンスも冴えまくってるって感じ。そして、登場人物はは組っ子メインに絞られている。

 

ということは、ストーリーの面白さと登場人物の数は、トレードオフの関係にあるのではないかと思う次第なのである。登場人物が多ければ多いほど、ストーリーとしては平板にならざるをえない。アニメ17期の予算会議ほどではないにしろ、キャラが多ければ、名前の紹介と数ページ活躍して終わりの繰り返しにならざるを得ないし、それだけストーリーを濃厚にすることは難しくなるだろう。尼子先生の筆をもってしても。

 

上級生たちの活躍を期待していた大きなお友達にとっては、いささか不本意かもしれないが、ストーリーを面白くするためには、統制範囲(Span of Control)としてのキャラの数は、は組っ子程度が限界なのだろう。

 

そして、25年目にして初登場の庄左ヱ門の両親…庄左ヱ門が見事に両親のパーツとビヘイビアを承継していることがよく分かってテラ萌である。庄ちゃんの両親に挨拶するしんべヱ、きり丸、乱太郎(の魂)と、放置プレイな乱太郎の身体がなんともツボであった。

 

ラストの4コマ…モンジが若旦那をからかって遊んでる。いいな~。私にもちょっとでいいからいじらせて(ry