二話分まとめ感想

■ふつくしい剣豪の段

或いは「金吾のよろめき」の段

 

師弟関係になんの不足がなくても、マンネリ化した日々にふと訪れる心の隙間にしのびこむ迷い…。まあ、そんなこともあるさ。でも、すみやかに元の鞘に納まるんだぜ、なお話である(←そうなのか?)

 

金吾はけっこう好みがうるさいらしい。名だたる剣豪も、戸部先生のよきライバルだからとか、チャンバラ爺ちゃんとか、一刀両断である。マッチョ化した金吾が、単なる肥満体にしか見えなかったのは、茶屋の想像力の貧困のなせる業か。いや、金吾はぜったい成長してもスレンダーが似合うと思うのだが。

 

それにしても、冒頭の教室のシーンがいちばん萌えたかもしれない。「金吾!」と声をかける土井先生とか、「こら! 廊下を走るな!」「よし!」とか言う土井先生に癒された。

 

■やる気をなくさせる男の段

牧之介は、剣豪の道にこだわりさえしなければ、それなりにまともな道を歩む余地があるのではあるまいか。少なくとも、自分が「人のやる気をなくさせる男」と客観的に認識できる程度の自己認識力があるのだから。

 

「銭をくれるのであれば…」

それ、きり丸とキャラが被ってますから…w

 

「そうはさせるか!」

藪から飛び出して駆け寄る乱太郎がカッコいいぞ!

「ずっと一緒にいられるね」

そう、やっぱり3人組は3人でないとね。どっちか一人いなくなっても、乱太郎はダメージ大きそうである。そこがイイ!(ちょっと待て)