主役はどっち?

乱太郎が主役なのか、八方斎が主役なのか、にわかには判断がつきにくい回である。

 

というわけで、まずは乱太郎から。

校外ランニングに一人で出かけるあたりに、乱太郎の根性をみた。三治郎に負けないようにするのも大変だね。

って、あの工事現場(!)を発見したときの倒木を伝って下る乱太郎、なにこの敏捷さカッコよさ! なんか、一人のときの乱太郎ってしっかりしているよ。

知恵者であるあたりもさくりとアピール。ドクたまに「何とかしてよ」といわれて、即座にアイデアを披露できるなんて、しかもそれがあっさり成功してしまうなんて、ちょっとホの字だぜ(←なにこの化石的な表現)

 

んでもって八方斎だが、

たしか去年の秋あたりの再放送では、軍船の設計図を巡っていろいろ頑張ってたのではないのかね。それを今さら「設計図などなくても…」って、なにか記憶障害でも起こしちゃったんですか? 脳外科の受診をおススメしますよ?

ドクタケ忍者が恐れるのは、八方斎の目なのか顔なのかが、よく分からない(どうでもいい)が、明らかにドクタケにロイヤリティのなさそうな魔界之先生は、明らかに後者を恐れていた。だって泣いちゃってたし。てか、上下が画面から切れるほど拡大可能な顔で迫られたら、当分悪夢にうなされそうである。

というわけで作った軍船だが、たしかに(船だと思わなければ)なかなか素晴らしい。きり丸だったらテーマパークにしてしまうことだろう。

もっとも、八方斎の頭突きひとつで崩壊してしまうのだから、耐震強度は保証のうちではないらしい。

 

つらつら考えるに、真の主役は、大人たちの口にできないことを遠慮会釈なく言っちゃうドクたまたちではないかと思えてきた。やはり、「王様の耳はロバの耳!」と言えるのは、オトナのしがらみにとらわれない子供の特権に違いない。

それにしても、バーベキュー大会が流れてしまった鬱憤とはいえ、毒吐きまくってた4人ではあった。